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ミックスホルモン

2026'04.25.Sat
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2007'10.09.Tue
雨の中 住宅街を歩いていたら

細い路地のど真ん中で
カマキリが怒り狂っていた

カマを振り上げ、羽根をいっぱいに広げて
踊るように体を揺らし威嚇している。
たしかに僕の方向に向けて。

僕は産まれて初めて、
カマキリにトウセンボされたのだ。
思い当たる節はない。

だいたい僕とは5,6メートルも離れているのに
威嚇が早すぎるんじゃないのか。
これでは待ち伏せをされているみたいで気持ちが悪い。

だいたい道のど真ん中にカマキリが立ちはだかるなんて見たことがない。

だいたい何ををそんなに怒っているのだ。
僕はただ歩いてきただけなのに。

疑問が多くて仕方がなかったのだが、
もしかしたら、
近くでコドモでも孵化して威嚇しているのだろうか、とも思い、
あたりの植え込みを少し覗いてみたがそれらしき形跡は発見できなかった。

原因がよく分からんので、
申しわけないが強行突破してしまうことに。

カマキリに言葉が通じるのであれば
通るだけじゃ危害は与えぬ、などと時代劇風であったろうか。

一応、気を使ったつもりで、カマキリをまたがず脇を通りすぎたわけだが、
雨にうたれ、体も弱っているのか、近くから見るとだいぶヨタヨタしている
キミドリの体色も随分とくすんでいるし、
広げた羽根の上に雨粒がまとわりついていて、
この羽根では当分飛べそうもない。

ずぶぬれで威嚇を続けるカマキリの姿は、
意味不明なだけ余計に力強く、それだけ生物の哀愁のようなものを感じる。
なんとか誤解を解いて肩を抱き合いたいぐらいだ。
そこまでは思わないけど。

少し離れてから、また振り返ってみると
まだ僕の方を向いて羽根を広げ、カマを振り上げていた

原因はさっぱりわからんが、とにかくかなり怒っているらしい。

そのうち、シャーとか、シューとか、
威嚇音とか発し出すんじゃないか、なんて気がしてきて、
しばらくしゃがんで耳をすました。

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2007'05.30.Wed

目的目標は作るものではなく
一切合切ただあるもののみ

他を慮るなど執心は無用
ただただ清廉なる潮流を信じることのみ

存在という虚構を疑い
底流にある本来を見誤ることなく
流れの中に身を浸すのみ

表層の淀みにまどろむことなく
自己の道程の全てを了解し
考えられない方法で
これまでを超越すべし

限らず定めず
動かし
予兆し
喜びにあふれた面白のみが
優しさということを代替する

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2007'05.22.Tue

ありのままに
ありのままに

願えば願うほど不自然になっていくのだろう

目の前に用意された快楽を買い漁って

自分という虚構が高く高く聳えたった

怯え恐れて不吉な事物から目をそらした

そんなにも他人を疎外してもいいものだろうか

何一つ変わらぬくせに

独善ということをやめてしまうことができれば

せめて優しさということさえきっちりと準備できれば

まっしろな自分でいてもいいのだろうか

生の意味は情念

問いかけることをあきらめなければ

本来の在り処を忘れることがなければ

永遠の井戸から汲み上げることが出来るだろうか

連続する自分のかけらを

生きたいということを

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2007'05.12.Sat
しゃがみこみ這いつくばって
果てしなくある上に安心する

真正面からくる風を卑怯にやりすごし
果てしなくある上に安心する

仰向けに見上げた世界に
あたかも自分が溶け込んでいるかのように錯覚し
這いつくばった自分をやりすごす

本当は自分を確認したくないんだ
衰え使い物にならなくなった肉体を
地面におしつけて隠しているんだ


それでもバッタになることを夢見てる

ぴょいーんぴょいーんと飛び跳ねて
ブバババババと飛んでいく

葉っぱをカジカジ
カマキリをからかい
くもの巣にからまり
ベタベタして
気持ち悪くて
泣きながら逃げまどいました

なによりバッタの素敵なところは
何千個もの眼があることなんだ
見上げたり見下ろしたりなんてしない

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2007'04.13.Fri

最近わかってきたこととして

『矛盾』ということです。

世の中ひとすじ縄ではイカナイということです。

一本道をたどってばっかりだと
自分が矛盾を抱えていることすら気がつかない

二本、三本筋なのだと思わねば
大切な一本を見落としちゃうかな、と想いました。

矛盾をどのように遇するかが課題だと思います。
熱く反抗して理想を追いかけるのか。
矛盾を矛盾として飲み込むのか。
あきらめるのではなく飲み込むのがキモかと熱く思いました。
ほんとかな。

今日は電車内で40代のサラリーマンが
『梓突撃飛行部隊』という分厚い本を読んでました。

彼と目が合って、
それ面白そージャン、という目をしてみると、
面白れーに決まってんじゃん若造、という目をしてきました。

誇らしげに本をカバンにしまう姿に
オッサン・リーマンも捨てたもんじゃねーなーっと感服いたしました。

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